第四話「サンダーの力」(三話の後編)

(三話のすぐ後)…戦ってる最中…(ゲンキ達が優勢)
ゲル(ボス)「おいお前ら!こっちを見るゲル!」
一同がそっちのほうを向くと、ホリィがゲル(ボス)に捕まって(人質にとられて)いた。
ゲンキ「ホリィ!!」
ゲル(ボス)「…もし貴様らがこれ以上戦ったりテレポートで妙なことしようとしたら、この女の命はないゲル。…もしこの女の命が惜しければ、分かっているな?サンダー…。」
サンダー「・・・・・・・・・・。」
サンダーがチョコモンとグミモンとアメモンのほうを見ると、3人はうなずいた。するとサンダーは、ゲル(ボス)のところに行った。
サンダー「その人間を放せ。」
ゲル(ボス)「あぁ、いいゲル。」
と、ゲル(ボス)がホリィから少し離れてサンダーに近寄ったその時!
アメ「『ブレイジングサンダー』!!」
アメモンのはなった『ブレイジングサンダー』(超高圧の電気弾)がゲル(ボス)にあたった。
ゲル(ボス)「なっっ!貴様、この女がどうなっても…」
グミ「どうなるの~?」
ゲル(ボス)が振り返ると、ホリィはチョコモンとグミモンに助けられていた。
ゲル(ボス)「何ィィ?!」
サンダー「チョコモン、グミモン、ナイス!」
サンダーはニッと笑って言った。
ゲル(ボス)「くっ…こうなったら…」
サンダー「逃がしはしないぜ。『ジオ』!!」
サンダーのジオ(黄色い雷)が、ゲル(ボス)に命中して、ゲル(ボス)は真っ黒コゲになった。


…しばらく後…
ホリィ「チョコモン、グミモン、ありがとう。」
チョコ「お礼ならサンダーに言ってよ。この作戦考えたのサンダーだもん。」
ホリィ「…ありがとう、サンダー。」
ホリィはそう言ってニッコリ笑った。(サンダーはもう物陰には隠れてない)
サンダー「…どう…いたしまして…。」
ゲンキ「…それよりさ、さっきゲルが言ってた「サンダーの居場所が分かった」って…もしかしてサンダーってワルモンに狙われてたのか?」
アメ「うん。」
スエゾー「…どないゆーことやソレ…なしてサンダー狙われとんねん。」
サンダー「…おれが…“進化の光”を持ってるから…。」
サンダーはうつむいていった。
ゲンキ「“進化の光”?」
サンダー「うん。自分や、他のモンスター達を進化させる力のことをそう言うふうに呼ぶんだ。」
ゲンキ「へ~。」
グミ「…でもさ~、今ので分かったろ~?僕らだけでもヘ~キだって~♪」
アメ「そうだよ。進化しなくたってホリィのこと助けれたし。」
チョコ「だから平気だよ。ライガーとギンギライガー両方とも行っちゃってさ」
ギンギライガー「…だが…。」
サンダー「大丈夫。…なんとかなるって☆」
ゲンキ「…なぁ、サンダー達、おれらと一緒に来ないか?」
ニナ「そうだよ、一緒に行こうよ。そうすればギンギライガー達だって心配じゃなくなるし。」
サンダー「え…でもいいよ。迷惑んなるし…。」
ホリィ「そんなことないわよ。」
サンダー「…でも…。」
グミモン「まあまあ。せっかく良いって言ってくれてるんだから~、行こうよサンダー。」
チョコ「そうすればサンダーもライガーやギンギライガーと離れなくっていいしね♪」
サンダー「…うん…。…じゃあ、付いてく…。」
ニナ「よし、じゃあ決まりだね。」
ゲンキ「よ~し、元気ガンガン、ハートバクバクで出発だ~!」
一同「おー!」

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